Field work
現場の改善
観察した事実を、次の仕事の基準へ。
現場の改善は、今の仕事を正確に知ることから始まります。品出し、棚替え、発注、引き継ぎなど、一つの仕事を選び、流れと条件をそろえて確かめます。
01 仕事の流れを描く
始まりと終わりを決め、準備・移動・実作業・確認を工程に分けます。担当者の交代、情報の受け渡し、待ちが生まれる場所も書き出します。
02 時間・数量・条件を記録する
工程ごとの時間だけでなく、処理した数量、作業人数、商品の状態、移動距離などを残します。予定した時間と、実際に測った時間を区別します。
速さの違いを、そのまま人の能力の違いとはみなしません。品目、数量、設備、混雑、経験などの条件を確かめ、品質や安全も一緒に見ます。
03 変える点を一つ決めて試す
待ち、探す動き、持ち替え、やり直しは、どこで起きているか。手順・配置・受け渡しのうち、変える点と期待する変化を決め、小さな範囲で試します。
04 同じ条件で確かめる
改善前と後で、作業の範囲と数量の単位を合わせます。時間が短くなったかだけでなく、欠品、破損、確認漏れ、負担の偏りなど、仕事全体に与える影響を振り返ります。
05 標準と学びへ戻す
採用する方法と適用条件、例外時の判断を手順書にします。写真や工程図、指導者との振り返りを使い、次の担当者が学び、さらに改善できる形で残します。
道具を、仕事のつながりで考える
- フロー作成:工程と受け渡しを見えるようにする。
- 調査・計測:時間・数量・条件と、観察した理由を記録する。
- 実行の管理:計画と実績を比べ、次の対応を決める。
- Retail-P・OJT:改善した仕事の目的と基準を学ぶ。
現在の取り組み
フロー作成・調査・計測の既存ツールと調査シートを、現場で一巡させる準備を進めています。このページは進め方を紹介するもので、実店舗での改善成果や効果測定の報告ではありません。